専業主婦は熟年離婚で何に後悔するの?今からできる備えは?

最終更新: 2019年7月22日家事や育児に専念する主婦。それが「専業主婦」の定義ですが、そんな女性が熟年離婚したらどうなるのでしょうか。まず困ることは?後悔するとしたらどんなことか。新しい人生の選択を100%満足に変えるために、専業主婦の熟年離婚のリアルについて知っておきましょう。外に働きに出る。家庭に残って家のことに専念する。(最近は介護のためにそのような選択をする女性も多いですね)・・・どちらの選択をしたとしても、人生は平坦な道ではありません。専業主婦にだってキャリアやプライドはありますが、それでも離婚して初めて「自分は甘かった」と後悔することがあるのだとしたら、それはどんな時なのでしょうか。最大の後悔ポイントは「お金」専業主婦が熟年離婚して後悔することNo1といえば、なんといってもお金でしょう。結婚した直後からなのか、子供を授かってからなのか、はたまた親の介護が始まってからなのか・・・“いつから”というのは人それぞれですが、「自力でお金を稼ぐ」という責任から縁遠い生活を送ってきたわけですから、金銭感覚がマヒしている可能性があります。それは、「お金を浪費する」とか「散財傾向がある」ということだけを意味するのではなく。「これだけのお金を手にするのに、どんな仕事を・どれだけやれば良いのか?」という相場感そのものが失われているということが問題なのです。財産分与や年金の金額にもよりますが、年金だけで食べていける方はそうそういないでしょうから、やはり離婚後は何かしら自力でお金を稼ぐ必要があるでしょう。その現実に直面して初めて、「離婚なんてやめておけば良かった」と熟年離婚を後悔するケースも多いのです。もらえるお金をアテにしないこういった後悔の根底にあるのは、「離婚に際して分割してもらえるお金に過度に期待している」ということが挙げられるでしょう。平成19年から「年金分割」の制度が始まり、夫がかけてきた厚生年金の半分を分けてもらえることになったことで「専業主婦の熟年離婚に対する心理的ハードルが下がった」という説もありますが、月々に換算すればせいぜい数万円で5万に満たないケースがほとんど。それをアテにして一人になるというのはあまりにリスキーです。ご主人の収入によっては財産分与で1000万円を超えるお金を受け取ることができるかもしれませんが、それが期待できないら自分でどうにかするしかありません。離婚してから仕事を探しても「ブランクの長い専業主婦は採用ハードルが高い」「結果的に、清掃や介護など肉体的負担の重い仕事しかない」というのが現実。一日一日食べていくのがやっとで、他には何の余裕もない。「こんなはずじゃなかった」となって後悔しても遅いので、分割でもらえるお金はアテにしない離婚前に仕事を探して採用試験を受けておく必要に応じて職業訓練に通うという心構えや準備が必須です。誰のための人生か。目的を見失わないように!専業主婦の場合は、「自分がやったことについて“評価”してくれるのは家族だけ」となりがち。ご飯を作って、洗濯して、掃除して、送迎して、お世話をして・・・と“与える”一方な生活を送っていた方も多いことでしょう。言い換えれば、「家族に必要とされることで自分の存在意義を確認できていた」とも解釈できます。「熟年離婚すれば解放される」「熟年離婚すれば、誰のためでもなく自分のために生きられるようになる」そのような理想を描いて離婚する方も多いのでしょうが、急に一人になることで自分の存在意義を見失うリスクがあることも覚えておきましょう。いままで自分を必要としてくれていた人たちが目の前からいなくなるのですから「じゃあ、私は何のために生きているのか」「誰のために生きていけば良いのか?」と生きる意味すらも希薄になってしまうかもしれません。「想像していたよりも孤独だった」と後悔している方も多いので、家庭以外の居場所、「これが私の生きる道だ」と思えるようなことを見つけておくことも大切です。そこまで大げさなことでなくとも、職場、趣味、習い事、近所づきあい、ボランティア・・・どんなこともでいいので、家族以外に自分が「人の役に立っている」と実感できるようなつながりを作っておくことをオススメします。【まとめ】準備不足は後悔につながる専業主婦は、離婚して一人になって初めて「居場所のない自分」を自覚することも多いようです。熟年離婚で後悔しがちなポイントをまとめます。経済的な不安仕事が思うように見つからない家庭以外の居場所がなく、孤独を実感する収入こそなかったにしても、専業主婦はある意味では家族のために自分の人生を犠牲にして奮闘してきたのです。せっかく手に入れた新しい人生を「後悔」にしないためにも、事前に離婚後の生活をしっかりシミュレーションし、できる備えをしておくことが大切ですね。
Source: 葬儀のニュース