専業主婦の熟年離婚はお金がネックになる?必要な準備をチェック!

専業主婦が熟年離婚する場合、まずは経済的な自立がテーマとなるでしょう。「子供には迷惑をかけたくない」と思っていても、あれこれ心配をかけている時点ですでに迷惑に思われているのかもしれません。具体的にどんな準備をしておけば周りに余計な心配をかけずに済むのか。専業主婦の熟年離婚について考えてみました。夫のモラハラに、義理の両親の介護。「もう我慢できない!」と熟年離婚の道を選ぶ方も多いですが、一時の感情だけで行動を起こしてしまうと後悔することにもなりかねません。専業主婦にとっては茨の道?専業主婦として生きてきた女性が熟年離婚するとしたら、まず準備すべきは「お金」に関することではないでしょうか。「熟年離婚」の定義が「20年以上連れ添った夫婦の離婚」であることから、多くの場合は40代後半以降になるものと思われます。(女性の初婚の平均年齢は29.4歳)そうなると、新しく仕事を探して自立しようと思ってもそう簡単に仕事は見つからないかもしれません。今まで子育てや介護などに追われて長いこと勤めに出ずに過ごしていたのだとしたら、この状況はかなり苦しいでしょう。無職のまま熟年離婚するのではなく、あらかじめ収入源を確保したうえで離婚に向けた行動を起こすなど事前の計画と準備は必須です。子供が独立しているなら、意外と大丈夫かも?しかし、熟年離婚ともなれば子供も相当大きくなっているはず。「まだ大学生で仕送りや学費が必要」という時期を過ぎてからの離婚であれば、経済的な面はそれほど不安はないかもしれません。女性の平均年収は282.9万円ですから、(もし定職に就けるのであれば)女性一人つましく生きていく分にはどうにかなりそうです。熟年離婚する年齢だと、自身の両親が亡くなって遺産を相続したりしている可能性もあり、専業主婦であっても蓄えが全くないわけではないでしょう。(財産分与で半分に減るかもしれませんが)また、結婚している間に夫が支払っていた厚生年金の保険料分は、夫婦で分配することができます。(平成19年に法律が改正されてそのようなシステムになりました)そのため、お金についての準備はもちろん必要ではあるものの、専業主婦にとっての熟年離婚のハードルは昔に比べるとかなり低くなっていると言えそうです。どうしたって子供には迷惑がかかるとはいえ、熟年離婚に際して不安なのはお金の問題ばかりではないでしょう。専業主婦は会社などのコミュニティに属していない分、外とのつながりが希薄であるケースも多いものです。熟年離婚して一人になってみて初めて、本当の孤独を知ることになるかもしれません。「子供は自分の味方をしてくれるだろう」と思っている女性も多いようですが、必ずしもそうとは限りませんよ。子供からしてみれば、「親が2人で一緒に暮らしていてくれれば何かあっても安心だったのに、離婚されると心配や介護の負担が2倍になる。正直言って迷惑。」というのが本音でしょう。専業主婦をしてきた女性の場合、離婚後は経済的な面で子どもに頼る場面も出てくるかもしれません。しかし、子供には子供の家族が、そして生活があるのですから、親の熟年離婚に巻き込むのはとんでもない迷惑。父親のDV、モラハラなどが原因でもない限り、親の熟年離婚にはあまり賛成ではないという方が多いでしょう。「子供は巻き込みたくない」という強い意識があるのであれば、「経済的には絶対に迷惑をかけないように貯金しておく」「入居する老人施設をあらかじめ決めて予約しておく」というくらいの周到な準備が必要です。【まとめ】子供の負担も考えて冷静な判断を下そうこのように、専業主婦の熟年離婚へのハードルは従来よりもグッと下がっています。事前準備として押さえておきたいポイントをまとめてみましょう。熟年離婚には経済的な自立が必要不可欠厚生年金は夫婦で分配できる子供に負担をかけないように、準備は周到にすべき長い間、「家庭」という鳥カゴの中で生きてきたのだとしたら、熟年離婚はとても「自由」で「輝かしいもの」に思えるかもしれません。しかし、現実は必ずしもそうとは限らない。・・・と、現実の厳しさを直視して覚悟を決めておくこともまた一つの「準備」と言えるのではないでしょうか。
Source: 葬儀のニュース