熟年離婚は男性にとって吉か凶か?正反対な「その後」を迎えた二人

最終更新: 2019年8月19日20年以上も共に歩んできたパートナーとサヨナラ。熟年離婚は、女性にとっても男性にとっても大きなターニングポイントとなるのは間違いありません。しかし、「その後」の人生の在り方は人によって様々。幸せになるか、はたまた不幸な末路となるか。ここでは男性の「その後」に注目して、円満な熟年離婚の秘訣について考えてみました。男性の場合は、「いつ離婚するか」というタイミングがその後の人生を大きく左右するようです。離婚で幸せになれるか、それとも後悔するのか。ここでは、二人の男性の決断と「その後」にフォーカスしてみます。熟年離婚で幸せになったケースまずは、熟年離婚の「その後」が天国になったケース。50代前半、まだまだ「現役」の時期に離婚したAさんは、最初は慣れない家事に戸惑ったもののすぐに「おひとり様」を楽しめるようになりました。すでに役員クラスにあったAさんは、子供も独立していて養育費の負担もなく、円満な離婚だったので慰謝料の支払い義務もナシ。財産分与で貯金を半分失ったものの、収入も2,000万円クラスなので一人で生きていくには十分でした。家族を失った寂しさは仕事に邁進することで解消し、生活が荒むこともなく自分らしい新生活のスタイルを築き上げることができたようです。熟年離婚で男性が後悔するケース一方、定年退職後に熟年離婚をしたBさん。若い頃の女性問題なども引っ張り出されて、離婚調停はドロ沼化。財産分与で退職金の半分以上を妻に持っていかれた上に、慰謝料まで支払わなければならなくなってしまいました。老後の蓄えとしていた退職金を失ったことはかなりの痛手です。さらに、慣れない料理で栄養バランスはめちゃくちゃ。掃除もろくにしたことがなかったため、住居を清潔に保つことさえ難しい状態です。退職した後だったので「孤独は仕事に集中して紛らわす」というわけにもいかず、精神的にも追い込まれてちょっと鬱っぽい状態にまでなってしまいました。いたわってくれる家族がいれば救われたかもしれませんが、円満な熟年離婚ではなかったために子供たちも寄り付きません。金銭的にもメンタル的にも心細い老後を迎えることになってしまったのです。両者の違いは?今からできることは?AさんとBさんは、「妻から熟年離婚を切り出された男性」という点は同じですが、その後の人生は天国と地獄。なぜこのような違いが生じてしまったのでしょうか?要因を整理してみましょう。離婚の時期Aさんは、まだ現役の時期に離婚しました。男性は女性と違って「仕事中心」の人生を送ってきた方も多いでしょうから、家族と仕事の両方を一度に失って「何もない」という状況に置かれると弱いようです。離婚するなら、まだ仕事で第一線に立っている時期が好ましいと言えるでしょう。離婚の原因熟年離婚には様々なケースがありますが、慰謝料や養育費の支払い義務が生ずるとその後の人生設計が全く違ったものになってしまいます。くれぐれも、自分が不利な状況で自分から離婚を切り出すようなことがないように。自分の性格もともと家事にも協力的で、「自分一人でも一通りのことができる」というタイプであれば、その後の生活もスムーズでしょう。逆に、全てを妻に頼りきりの状態だと離婚後は食べて生きていくことすらままならないかもしれません。【まとめ】妻や子の幸せを心から願えるような離婚を。男性が熟年離婚する場合は、「時期」や「原因」、そして自分の「性格」や「家事力」によってその後の人生が大きく変わることがわかりました。これから離婚を検討されるのであれば、このような点に注意が必要です。時期を選べるのであれば、子供が独立してから~定年までがベスト相手の有利になるような「離婚の原因」を自ら作らないこと一人になっても困らないように、身の回りのことは自分でやるクセをつけること家族を失って「かわいそう」と同情されるか、はたまた「自由でうらやましい」と羨望のまなざしを向けられるか。どちらの「その後」を迎えるかは、あなたの心がけ次第です。少なくとも、別れた妻や子供の幸せを願えるだけの余裕ある「その後」を迎えたいものですね。
Source: 葬儀のニュース