濃紺のスーツで葬儀に出るのは失礼なことなのでしょうか。
突然、葬儀に出ることになってしまった!でも、喪服は持っていないからどうしよう?そんな時、濃紺のスーツで参列するのはアリかナシか。また、濃紺のスーツで出る場合の注意点とは?ある程度の年齢になったら「常識」として押さえておきたい、葬儀の服装ルールについてまとめてみました。社会人になると、いつ・誰に・何があるかわかりません。喪服をワンセット用意しておけば安心ですが、間に合わない場合はどんな服装で行けば良いのでしょうか。年齢や立場によって服装は違う葬儀にふさわしい服装は、やはり基本は「黒」なんですが、例外として濃紺のスーツで出席してOKな人もいます。それは、「未成年」である場合。例えば大学生だったら、就活のリクルートスーツでもOKです。ただし、その場合でもバッグや靴、ネクタイ、靴下は黒をセレクトすべき。派手なネクタイやピン、カフスは着用禁止です。ちなみに、小・中・高で制服がある未成年の場合は制服を着用するのが一般的なので、あえて新調する必要はありません。大人でも、通夜は例外また、成人であっても、通夜は濃紺のスーツでも問題ないのだとか。「訃報を聞いて慌てて駆けつけました!」というニュアンスが出るように、あえて喪服で行かないほうが良い。なんて書いてあるサイトもありますね。もし通夜の日に喪服を準備できないとしたら、とりあえずその日は濃紺のスーツで出席し、正式な葬儀の時までに喪服を用意するということでも大丈夫。AEONのように遅くまでやっている店舗も多いので、「明日の葬儀のために喪服を買う」というのは決して無理なことではないはずです。この機会にそろえてみるのもアリ実は私も、社会人になったばかりの頃は喪服を持っていませんでした。そんな中、同僚が突然の交通事故死・・・。「今日、これから○○さんの家に行くから!」と先輩に言われ、あたふたしたのを覚えています。その時は、「と、とりあえず黒い服で」と、苦し紛れに黒い(というよりは濃紺)ブラウス×黒いパンツで出席しましたが。喪服がワンセットあれば悩まずパッと用意できてスマートですよね。実際、デキる人ってTPOに合わせたファッションを用意しているものですし、何気にそういうのって仕事の仕方にもつながっている気がします。自分の経験から、いつ、誰の葬儀があってもあわてないように、社会人になったら夏・冬用に喪服を新調することをオススメしたいですね。その際、デザインはできるだけシンプルなものを選びましょう。喪服のデザインにも流行りがあるので、デザインに凝ったもの(形が可愛かったり、ウェストが絞ってあったり)に目が行くかもしれませんが、喪服ってそんなしょっちゅう着ませんよね?20代の方なら30代になった自分の姿をイメージして選ぶことが大事です。
Source: 葬儀のニュース